先日行われたGoogle I/Oで、新しいバージョン「Android P」のプレビュー版を公開した。
Android Pは今年の秋にリリース予定ですが、今使っている端末や発売済みのキャリア版スマホでのアップデートは、期待しないほうがいいでしょう。
※キャリアのAndroidバージョンアップは半年から1年かかることが多い。
次期Android OS、「Android P」で画面デザイン、操作が大幅に変更される
これまでAndroidといえば、標準で「戻る」「ホーム」「アプリ切り替え」の3つのボタンが常時表示されてきました。
端末メーカーによっては、ボタンを追加して4つになっていたりしますが、基本的に3つです。
この操作ボタンに慣れている人も多いかと思いますが秋のアップデートでボタンが廃止されます。
Andoroid Pでは、iPhone Xのようにボタン類はバーに統合
Android Pはマテリアルデザイン2を採用しています。
※マテリアルデザインは、フラットなデザインでPC、タブレット、スマホ、どの端末で見ても同じように使えるGoogleが作ったデザインガイドラインのことです。
マテリアルデザインの新しいバージョンを搭載したことで、iPhone Xのように画面下部にバーが表示されるようになりました。
バーはアプリの起動と閉じる、アプリ切り替えが出来るようになっており必要に応じて「戻る」ボタンが表示される仕様です。
ベータでは、オプションで従来の操作ボタンが利用できるように選択項目が設けられている
Android Pでは動画を見て分かるようにバーで操作が基本
- バーをタッチで閉じる
- バー上にスワイプでアプリ一覧を表示
- バーの横の空白を上にスワイプするか、左右で切り替え
iPhone Xもバーを上にスワイプでアプリを閉じて、上にスワイプして止めていると切り替え画面になります。iOSには戻るボタンが無い(アプリ内のタブバー、ツールバーにあるものは別)ので、ここだけが違うように思えます。
凹(ノッチ)部分も多くのAndroid端末で採用されて来ているので、この流れがトレンドなんでしょう。使っていてノッチ部分は特に気になってません。
キャリア版でAndroid Pを使いたい人は、来年の春モデルくらいから搭載されるのではないでしょうか。
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