Apple Watch series 3では、GPSモデルに加え、GPS+Cellularモデルの販売が開始になりました。
Cellular機能がついたのはシリーズ初で、iPhoneがなくてもApple WatchのみでiPhoneで利用している回線に繋いで利用することが出来ます。
Apple Watch GPS+Cellularモデルで出来ること
2017年10月時点でCellularモデル単体で出来ることは、
- Apple Watch単独でiPhoneにかかってきた電話を出ることが出来る。
- Apple Payの支払いが出来る
- Facetimeオーティオ
- iMessageの送受信
今後のアップデートで利用できること
- Apple Musicで音楽を聴く
Cellularモデルのモバイル通信設定する方法
まず、Cellularモデルでモバイル通信を利用するには条件があります。
日本では、iPhoneで利用している通信キャリアがドコモ、au、ソフトバンクのどれかである必要があります。
MVNOとよばれる格安SIMでは利用することは出来ません。IIJmioやDMM mobileを利用してる人は残念ながら設定することが現状出来ません。
モバイル通信はキャリアのオプション扱い
GPS+Cellularモデルでモバイル通信設定するには、2通りあります。
- Apple WatchをiPhoneとペアリングしてActivateするときに聞かれるので、その時に設定する
- Activate後にiPhoneのWatchアプリから設定する
今回は、Activate後のiPhoneのWatchアプリから設定してみました。
Watchアプリを開いたら、モバイル通信をタップします。
モバイル通信設定が未設定の場合は、未設定と表示されています。
モバイル通信設定をタップするとiPhoneに入っているキャリアのオプション契約画面が自動的に表示されます。
これが格安SIMだと利用できないポイントですね。
オプションは、ナンバーシェアオプションで1つの番号をiPhoneとApple Watchで共有する仕組み。(auとソフトバンクは厳密には2番号制らしい)
私の場合は、ドコモなので初回登録料500円(キャンペーン中なので無料)、月額500円(180日間無料キャンペーン中)でした。
※auとソフトバンクの場合は、月額350円で利用できるようです。キャリアのページをご確認ください。
設定が終わると再度Activate処理が走り、ドコモと表示されるようになります。
設定したタイミングで勝手にApple Watch側でモバイル通信がオンになってしまうので、いつのまにか通信していました。
オンのままにしておくとバッテリーの減りが速いので、使うときだけオンにするようにしましょう。
まだ色々なアプリで利用できないので、使う場面が少なそうですが今後のアップデートで通信が利用できるようになると小型iPhoneとして活躍する場面が増えそうです。
Apple WatchのCellular通信のみで利用してみた
スポーツジムでロッカーにiPhoneをしまったまま、Apple Watchだけ腕につけて、Apple Watchに転送した音楽をワイヤレスヘッドホンで聴きながら、ワークアウトしてみました。
この間だけモバイル通信をオンにしておけば、LINEなどのアプリの通知、電話も受けることが出来ます。
通信中ももちろんApple Watchのアプリが利用できるので、アクティビティアプリやZONEなどの運動量を計測するアプリを起動しておいてOK
LINEなどの通信するアプリをApple Watchのみで利用しなければ、GPSとワークアウトアプリ、音楽を聴きながらバックグラウンドでモバイル通信で、待ち受け出来る時間は最大で4時間のようです。
ジムではGPSを使用しないので、バッテリーの減りは少ないです。
あくまでもApple Watchなので、ずっとiPhoneなしでいいかと言うとハッキリと違うと言えます。あくまでもアクセサリーであってメインの端末ではないです。
短時間であればiPhoneなしで、Apple WatchをCellular通信で利用で事足りると思いました。
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