2018年5月16日からNTTドコモが自社ポイントシステムであるdポイントで運用できる投資サービス、「ポイント投資」を開始しました。
現金の運用ではなく、ドコモのdポイントを運用するという点が面白かったのでポイント投資の始め方と利用方法を解説します。
dポイント投資とは
dポイントを手数料無料で投資信託に預ける形で、毎日運用結果が戻ってくるサービスです。
ポイントを運用した結果、ポイントが増えても引き出して受け取れるのは、dポイントなので現金化出来るわけではありませんのでご注意ください。
※現金で投資運用したい場合は、一緒に始まった「THEO+ docomo」を利用しましょう。
また、ポイント投資のサービス開始に合わせ、2018年8月31日までに運用を開始すると100ポイントがもらえるキャンペーンも行われています。
ポイント投資、100ポイント配布キャンペーンページはこちら
dポイント投資の始め方
ポイント投資を始めるには、docomoのdアカウントに付与されているdポイントが必要です。
契約更新などでもらえる期間限定・利用限定ポイントは利用できません。
dポイントは、ドコモの回線利用でもらえるポイントや、dカードクレジット、dカードプリペイド、誰でも作れるdポイントカードで貯めたポイントが100ポイント単位で利用できます。

dアカウントの作成及びdポイントカードの利用は、ドコモ回線を利用していなくても作って貯められるので、利用してみたいau、ソフトバンクのユーザーは、dアカウントを作成しましょう。

dポイントカードは、ローソンやマツモトキヨシの店頭で配布しているのでもらってきましょう。アプリ版もあります。
まずは利用開始手続き
実際にdポイント投資を始めるのは簡単で、ポイント投資のトップページから「初めての方はこちら」を選択して認証するだけで直ぐに完了します。
ポイント投資サイトはこちら
スマホの場合は、dカウント設定アプリの生体認証で直ぐに認証出来るので、スマホから利用開始するのが便利です。
認証が終われば投資画面に切り替わります。
dポイント投資の運用のスタイルを選択する
ポイント投資では、運用スタイルを選択して投資することが可能です。
- 変動幅が大きい(増減が激しい)アクティブコース
- 変動幅が安定している(増減が少ない)バランスコース
この2つの運用コースから選べます。
アクティブコースでは、債権よりも株式に大きく比重を置いてハイリターンを目指し、バランスコースは逆に債権に比重を置き安定を目指します。

ポイント投資に利用出来るポイント数が少ない人は、アクティブコースから始めて増やす方向がいいかもしれません。
コースの変更はいつでも可能で、アクティブコースで運用して「ポイントの減り方が大きい」と感じたら、バランスコースに変更して安定させること出来る。逆にバランスコースだと「増減が少ない」と感じる場合は、アクティブコースに変更しましょう。
画面右上のメニュー項目の「コース変更」から変更できる。
さっそく期間限定ポイント以外の通常ポイントが500ポイントあったので、アクティブコースに全て入れてみました。最悪0ポイントになっても完全に許容範囲なので、全部入れてみました。
ポイントを追加する時は、画面内にある「追加」をタップすれば、いつでも出来るのでたくさん運用したい人は、買い物などでdポイントを貯めて、運用ポイントに追加しましょう。
アクティブコースの場合は、毎日確認
ポイント投資の運用結果は平日の17時に更新されるので、その日の結果を見てに引き出すのか追加するのか、コースを変更するのか考えるようにしましょう。
特にアクティブコースは、変動幅が大きいコースになるので投資したポイントが大幅に減る可能性がありますので、毎日見ておかないと急にポイントが大幅に減ってたりするかもしれません。
17時過ぎに確認してみましたが、初日は500ポイントのままでした。焦らず行きましょう。
バランスコースを選択している場合は、変動が少ないので週1回の確認でもいいかもしれません。
基本的には長期間放置して、使いたくなったら引き出してdポイントで受け取るという運用スタイルが一番いいので、コースの変更をするかどうかだけ毎日のポイントの変動で考える程度。
dポイントの期限切れ失効は損
キャリアのポイントは意外と貯めっぱなしで寝かせている人が多い。寝かせて寝かせておく理由としては、機種変更の時や故障してしまったときにまとめて利用するというのがキャリアのポイントを貯めっぱなしにしてしまう理由でしょう。
ドコモのポイントプログラム、dポイントは一定の期間保持され、期限が来たら失効してまいます。
dポイント投資で、dポイントが増えれば新しいスマホに買い換える時に使えますし、dポイント対象店舗で1ポイント1円として利用することが出来る。
dポイントの失効期限が近いポイントがある場合は、積極的にdポイント投資に使ってしまってポイント運用してしまった方が一旦使ったことになるので、dポイントの期限切れで失効してdポイントが0ポイントになるよりは、確実にオトクです。
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