Amazonからメールでお知らせが届きました。
Fire TV向けにFireFoxとAmazonオリジナルブラウザのSilkが登場しました。
FireFoxはメジャーなブラウザですが、SilkはFireタブレットを持ってないと聞き慣れない名前だと思います。Fireタブレットを買うと標準でインストールされているのがAmazon純正のSilkになります。
ブラウザに対応したのは、Fire TVとFire TV Stickで、メニュー画面のアプリ欄から検索してfirefoxを追加できます。
大画面でネットサーフィンが出来るようになったのは、YouTube対策のおかげ
Amazonがこのタイミングでブラウザアプリをリリースしたのは、Googleと揉めたからだと推測するのが普通ですね。
日本では販売されていないAmazon Echoシリーズにタッチスクリーンを搭載したEcho Showというものがあります。これにYouTubeアプリがあったのですが、Google側が容認出来ない実装のされ方があったようで、揉め始めてYouTubeアプリの取り下げ騒ぎになりました。
Echoの日本での発売にあわせてか、Google HomeやChromecast、LINEのClove waveも一時販売停止に。
最終的には和解したようですが、今回のリリースは何かあったときのための対策でしょう。
ブラウザなら端末に関係なくYouTubeが見れる
これまでFire TVにはブラウザアプリが提供されていませんでしたので、Youtubeアプリが取り下げられると完全に見れなくなっていました。
しかしFireFoxとSilkを使えば、Youtube.comにアクセス出来てログインして、自分の登録チャンネルを楽しむことが出来ます。
Amazon vs Googleの対立でアマゾンTVやタブレットで
1月1日よりYOUTUBEの視聴が停止になりますが、Firefox
for Fire TVを入れれば回避可能です。https://t.co/dhKAHbkmhC
FF経由で視聴できます。#google #amazon #firetv #アマゾンエコー pic.twitter.com/3Rxx8GQrdh— MAG@裏原マグ (@uraharamag) 2017年12月21日
他にもブラウザなのでアプリがないものでも利用できますね。音声入力がFire TVの音声入力の精度そのままで入力出来るのか気になるところです。
Amazon Fire TVでFirefoxやSilkブラウザが利用可能になった。テレビでネット検索ができるようになったw
うれしい^^ pic.twitter.com/nN8NdaSgPl— こうえい (@kou8e) 2017年12月22日
見た目(UI)が最適化されてないかもしれないので少し見づらいところがあるかもしれませんが、それでも今回のリリースは大きな変化です。
Fire TV向けにはブラウザアプリはなかったのですが、今後はAmazonは他社のブラウザの申請を受け付けるのでしょうか?
スマホ向けに作っているブラウザや、Google Chromeが来たら面白いですね。
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