iPadやビデオカメラで撮影した孫の写真や動画がそれぞれのストレージを圧迫し始め、ついでに「両親からテレビで見たいんだけど。」というリクエストをもらいまして、対応を考えました。
使っているiPadはiPad Air 16GBモデルで、「みてね」アプリで送られてくる写真はクラウドで保存されていました。それ以外にiPadで直接撮影した写真や動画が3GBほど使っており、ストレージをかなり圧迫していました。
ビデオカメラは少し古いキャノンのiVisシリーズ、フルHDで撮影出来ますがAVCHD形式なので取り出しが厄介です。
撮影したものをiPadやビデオカメラで見るのではなくて、TVで見たいとのリクエストを叶えつつ、最新のものを採用して一発で解決するべきと色々と思案しました。
テレビで写真を楽しむための解決策
まずミラーリングです。fire TV sitckを持っているので、これでミラーリング出来るアプリがあれば、ミラーリングでTVに映し出す事ができます。
Amazonフォトを採用しようと思ったのですが、私自身のAccountがプライム会員になっているので、共有することが出来ません。
また、ミラーリングでは端末側の容量の問題を解決できずfire TV stickを使うことを諦めなければなりません。
そもそもミラーリングはちょっと年寄りにはハードルが高いです。
容量無制限でキャスト出来る環境を作る
色々と思案した結果、クラウドといえばやはりGoogleです。
Googleフォトは、容量が無制限(画像・動画サイズに上限あり)で利用できます。特に動画はフルHDまでが容量無制限でアップロードできるので、撮影した動画は全て送る事が出来ます。
端末は持っていませんが、Chromecastを利用すればGoogleフォトの写真をcast機能を利用して、テレビで楽しむことが出来ます。
Googleフォト以外にもYoutubeやNETFILEXなどがキャスト機能に対応しています。
Googleフォトを導入する
まず家族がGoogleアカウントを持っていなかったので、アカウントを作成するところからはじめました。
Googleアカウントは簡単に作れるので、サクッと作成してiPadにGoogleフォトアプリをインストールします。
あとはiPadに入っている写真を全てアップロードして、iPad側の写真・動画は容量節約ために削除します。
下記の場合はバックアップされません。
- サイズが 75 MB または 100 MP を超える写真。
- サイズが 10 GB を超える動画。
- 256 x 256 より小さいファイル。
これで今まで撮りためた写真や動画は対象のファイルであれば、全てクラウドに保存されます。iPadに入っていたファイルは全てバックアップ出来ました。
iVisで撮影した動画はAVCHDで直接iPadに入れるのは難しいので、こちらは一旦SDカードからMacに移動して、コンバートしてアップし直しました。
テレビに写す為にChromecastを購入
Chromecastは家電量販店でも買えるので、ヤマダ電機で購入してきました。
4K HDR対応モデルが出ていますが、まだ4Kテレビを持っていない、Googleフォトが動画はフルHDまでしかサポートしていませんので、通常のChromecastで充分です。
iPadにGoogle Homeアプリをインストールして、ログインします。
iPadのBluetoothをオンにして、テレビに繋いだChromecastを検知してセットアップを進めます。
最初にソフトウェアアップデートが走るので、気長に待ちましょう。アップデートが終わるとセットアップが完了して、Cast出来るようになります。

無事に孫の写真や動画をテレビで楽しめるように
Googleフォトアプリを開いて、右上にあるCastアイコンをタップすれば、少しだけタイムラグがありますが、テレビに表示されるようになります。
Google homeで試してみたい
iPadで見たいものを選んでテレビに写すのも悪くないのですが、手間がかかります。
castアイコンをタップしたときのオン・オフ自体がそもそもハードルが高いと思っていたので、Google homeが今回の環境構築の本命です。
「ok, Google 孫の写真を見せて」の音声操作でいちいちiPadを触らなくても見れるようにしたいと思っています。
Google home miniが買えたらまたこのブログで書いてみようと思います。
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