Google+とYouTubeの統合に見る、ネット秩序とユーザー数の関係

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変更機能についてのまとめ

グーグルプラスのロゴ

まずチャンネルオーナー側

YouTubeのチャンネルオーナーは、自分のgoogle+プロフィールとYoutubeチャンネルを紐付けが必要になる。
Google+ページ(facebookページのようなもの)でも良いとのこと。
閲覧者のコメントに返信するにもこの作業が必要になった。

見る側への影響

チャンネルを見るだけならば、特に影響はない。しかし、googleアカウントを使ってチャンネル登録や再生リストを作っている人が大半なので、荒れた。
紐付けを求められて、紐付けしてしまうと過去に動画にコメントした表示アカウントがgoogle+のアカウントに自動的に変更される。

なんでGoogleはこんなことするの?

  1. GoogleはGoogle+ユーザーを増やしたくて仕方ない
  2. YouTubeの管理強化

Google+ユーザーを増やしたい

GoogleはGoogle+を人気のSNSにしたいと考えている。
色々なところで言われているが、社長の大号令で“全てをGoogle+に統合しろ、新しいサービスはGoogle+を使え”
facebookが大成功したのが癇に障ったのだろう。
SNSは色々なデータが採れるサービスでだ。いつ、どこで、誰が、何を、どうした、さらに何が好きで、どこに住んでいてなどなど個人情報の宝の山。これをビックデータとして保持することで、色々なことに活用できる。そして、+1ボタンが標準化し多くのサイトに掲載されるようになると、検索アルゴリズムに+1ボタンが何回押されているか、あなたのサークル内の人がどれだけ押しているかで検索結果を変えられるようになる。
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YouTubeの管理強化

コメント機能

youtubeの新しいコメント機能への注意書き
YouTubeのコメント機能はヒドイもので、匿名で使えていた為に悪口や荒らしが横行しいた。今まで荒らしていた人達は、今回の統合でgoogle+アカウントの表示ネームになり、素性がバレた人もいただろう。
Google+では実名制を強く推奨しているので、偽名の場合はBANされることがある。定期的に調べているみたいなので、今後も偽名を使っているとBANされる。しかしYouTubeという巨大コンテンツサイトを100%利用するにはGoogle+を使うしか無い。
Googleは、これによって”ある程度の秩序という物が形成される”と考えたのではないだろうか

Adsenseの秩序

YouTubeはブログやサイトに貼れるAdsense広告と同じように動画を収益化出来る。動画を撮って、アップロードし収益化することによって動画の前、動画への埋め込み広告が表示され、アクションによってチャンネルオーナーへ収益が分配される仕組みだ。
youtubeを使ったAdsense
これはクリエイター支援という意味では素晴らしが、一方で違法動画をアップロードして収益化しているユーザーがいる。
違反者が偽名だった為にYouTubeから動画の非公開化などのペナルティを喰らうだけで済んでいるケースが多いが、今後はGoogle+のアカウントになってしまい、それが実名となると話は別だ。
勝手に自分のコンテンツをアップロードされている権利者はその人を探し出せるようになる。
こうした権利関係をクリアしていない違法アップロードで収益化しているチャンネルオーナーをあぶりだそうという側面もある。動画自体ではなく、誰がやっているのかが分かるようにる。

ネットの秩序とユーザー数の関係

インターネット創世期はフリーの文化だ。Googleも設立時は、どんなに素晴らしい広告でも、広告を入れること自体に否定的で検索結果に入れることを拒否していたほどだ。
一部のgeekが使う物から、一般化したことで誰もがいつでもコンテンツをアップロードして世界中に公開出来るようになった。それと同時に権利者が自身の権利が侵されていることにも気がつくようになった。
クリエイティブ・コモンズ・ライセンスなど新しい著作権管理がされるようになったが、結局はただで観れる、使えるところにユーザーが集まるのは世の常だろうか。

コンテンツ制作者

今回の大改革でアップロードする側は減らない。収益化出来てお金がもらえる。ブログやサイトが収益化出来た時と同じだ。むしろチャンネル数、動画数は増えていくだろう。

見る側はどうか

日本では匿名という事に過信しし過ぎている気がする。今回の統合の用に匿名のサービスというのは、匿名ではないということを肝に銘じてインターネットを利用してもらいたい。結局のところ誰が書いたかなんかは調べる機関が調べれば分かってしまうことだ。

ネットリテラシーを高めよう

匿名だから何でも書いていいや。ではなく、匿名、実名に関わらずこれは書いてもいい、これは書いてはダメだというネットリテラシーがインターネットでは求められる。

インターネットサービスを使うユーザー

今はいきなりiPhoneがあって、Twitterがあって、facebookがあって、LINEがあって、あって、あって….繋がるサービスが沢山ありすぎる。そんなところにいきなり飛び込んだら誰だって間違いを犯す。目立つことで、コメントがたくさん来て嬉しくて、お金ももらえちゃうんだもの。

作る側が進みすぎている

サービスを作る側というのは、私のようなgeekが多いだろう。考え方自体が進みすぎていて、色々なことが遅れているように思えてくる。
webエンジニア


ただ、作る側の考え方が進みすぎていて、ユーザーがそれに追いつかず間違いが起きるサービスが多いのも事実だと思う。

Google+のアプリを入れると写真が勝手にアップロードされてしまう機能がある。
アプリをインストールしてあったスマホで自分の子供の写真を撮ったら、いつの間にか自動アップロードされてBANされた。という話を先日聞きました。
自動アップロードという機能を知らないが為に起きてしまった事象だ。
作る側は便利だと思って盛り込んだ機能も、使い方がわからない、告知不足などがあるとこういう自体が起きてしまう。作る側の心理としてどんどん便利にしたいと考えるのが普通だが、それにユーザーを追い付かせる努力も必要なんじゃないだろうか。
この辺りの一般ユーザーとgeekの考え方の調整が上手かったのが、スティーブ・ジョブズなんじゃないだろうか。
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