WWDCが来月に迫っています。WWDCは開発者向けのイベントで、以前はハードウェアの発表がありましたが、ここ数年はOSにフォーカスしたイベントになってきています。
次期iOSバージョン
iOSはiOS 9の発表と新機能、そして軽量化版、Homekit、Watch OSの話ではないでしょうか。
iOS 8以降、後進国を中心にiPhone 4sが絶賛販売中にもかかわらずiOSが重くなりすぎて使用し際して影響があるようになってしまいました。iOS 9ではOSの大事な部分のみ基本機能に絞ったバージョンをリリースすることで、どの端末でも軽快に動作するようにしようとしているとの噂です。
動画を見てもわかりますが、iOS 7とiOS 8では動きが全く違います。色々なアプリを開いてから、新たにアプリを開いた時に表示されるまでの時間に差がありますね。
スペック問題
iOSはメモリの管理に優れていたので、あまり大量にメモリを搭載していませんでした。ですので、古いバージョンのiPhoneは特にメモリ容量が少なく、iPhone 4sでも512MBしかありません。OSが使う領域を確保してしまうともっと少なくなり、OSがさらに重くなってしまうと使えるメモリはほとんどありません。
さらにCPU性能もパフォーマンスに影響する。iPhone 6とiPhone 4sではCPUの性能差が何十倍もあります。iPhone 6のCPUは初代iPhoneの50倍あるそうです。
iOS 9コア版がリリースされて軽量化することでアプリに使えるパフォーマンスがぐっと上がりそうです。
ストレージ問題
現在サポートされているiPhoneの最小ストレージ容量は16GBですが、iOS 8のアップデートを行おうとするとOS自体のデータは1.1GBほどでしたが、実際にはiPhoneに5.8GB以上の空き容量が必要になってしまい、アップデート出来ない人が続出しました。
これもiOS 9でコア版がリリースされるようであれば、もっと少ない容量でアップデートが出来るようになると思います。
ストレージ容量は、iPhone 6でも16GB版が販売されているのですが、iPhone 6シリーズにiOS 9のコア版が搭載されることはないかなと思いますので、iPhone 6シリーズをお使いの方はある程度ストレージを整理しておく必要がありそうです。
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