らくらくホンからスマホデビュー割やシニア割を利用してiPhoneを購入した人も多いと思います。
私の両親もシニア割を利用してらくらくホンからiPhone XRを買い、スマホデビューしました。
初めてのスマホを使いこなすようになるには多少時間がかかるので、iPhoneでもらくらくホンのように使えるようにする機能があるので紹介します。
iOS 12のショートカット機能を活用して、らくらくホンのように「ワンタッチ」で指定の番号に電話をかけられるようにする方法
iPhone XRを購入して少ししてから、「らくらくホン」のようにワンタッチで電話をかけることは出来ないの?と相談されました。
機種によって異なりますが、らくらくホンではワンタッチダイヤル機能で3件から9件ほどの電話番号にワンタッチで電話できるワンタッチダイヤルが設定出来ます。iPhoneで電話をかける場合は買ったままだとそのような機能はないです。
iPhoneで電話をかける方法
- 電話帳アプリから連絡先を探して電話かける
- 電話アプリから履歴もしくは連絡先を探して電話かける
- Siriに「電話帳名+電話をかけて」で電話をかける
確かに電話帳の件数が多いと探すのが手間ですし、外で「Hey, Siri」と話しかけるのはまだまだ恥ずかしい。よくかける電話番号(家族や友人)はワンタッチで電話をかけられる方がわかりやすい。
そこでiOS 12で利用できるようになったショートカットを使ってワンタッチダイヤルを設定しました。
iPhoneのショートカットアプリで「ワンタッチダイヤル」の作り方
iPhoneでショートカットを利用するには、Apple純正のショートカットアプリをダウンロードする必要があります。
純正ですが、最初からインストールされているわけではないので、App Storeからダウンロードします。もちろん無料です。


作成したショートカットを「らくらくホン」のように「ワンタッチダイヤル」としてホーム画面に表示する方法
作成したショートカットはショートカットアプリの「ライブラリ」に保存されています。
ここに先程作成した「スピードダイヤル」があるので、タップすれば電話がかけられる状態になっています。
ワンタッチダイヤルのようにiPhoneのホーム画面にスピードダイヤルを設置していきます。
「…」をタップすると詳細が表示されます。
右上のマークをタップするとショートカットの名前を変えたり、アイコンを変更したりできるので、他にも電話番号を登録する際などにわかりやすいように変更していきます。
変更できるのは、「名前」、「アイコン」です。
名前の欄は「スピードダイヤル」になっているので、「自宅」など任意の名前に変更しましょう。
アイコンはアイコン画像と背景色が選択できるので、他の電話番号と並べたときにかぶらないように変更してみてください。
変更が終わったら、「ホーム画面に追加」を選択して、ホーム画面に追加しましょう。
Safariの共有ボタンをタップして、ホーム画面に追加を選択するように指示があるので、追加して完了です。
アプリのようにホーム画面に追加されるので、いつでもワンタッチで電話をかけられるようになりました。他のアプリと同じく移動もできるので、ホーム画面の1枚目やランチャーに移動しておくと便利かもしれません。
家族全員分の作成も同じように繰り返すだけなので、直ぐに作成出来ます。
LINEコールのショートカットも作成してホーム画面に設置できる。
「電話番号での電話」ではなく、LINEしか知らない場合は、LINEコールのショートカットも作成出来ます。
ライブラリの「ショートカットを作成」をタップ。すると0からショートカットを作成することができるようになります。
画面下部の検索ボックスを上にスワイプすると一覧が出てきます。
LINEを選択するとよく利用する相手とアクションが提案されます。LINEの通話を利用した相手であれば、ここに表示されるので選択して終了です。
直近の通話履歴がないと表示されないので通話してから作成してください。
あとはホーム画面に追加するまでの手順で設置すればホーム画面から利用する事がで来ます。
ファミリー割引外の場合は、電話番号で電話をかけるよりもLINEのほうがお得なのでこちらも状況に合わせて活用することをおすすめします。
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