例年通り、アップルが新型iPhoneシリーズ、iPhone 11とiPhone 11 Pro/ Pro Maxを発表した。
iPhone 11は、XRの後継機種で普及モデル、iPhone 11 Pro/ Pro Maxは、カメラレンズを3つ搭載し、「Pro」を冠する通りiPhoneのフラグシップモデルとなる。
高額なiPhoneを買いやすくする「Apple Trade In」プログラムを開始

昨年、iPhone XS/XS MAXが発表になったときに話題になったのはその価格でした。
それまで10万円を超える価格のiPhoneは、いわゆる大型のPlusモデルがほとんどでしたが、iPhone Xの後継モデルのiPhone XSでも10万円を超えてしまい、その高さから新しいiPhoneに買い換える際の割賦審査落ちする人も増えた。
高額になったiPhoneの対策として、もともとアップルでは直販しているシムフリー版のiPhoneを購入する際に下取りサービスを行なっていましたが、iPhone XS/XS MAXでの高すぎるという批判を踏まえてか新たな下取りプログラム「Apple Trade In」を発表しました。
2019年もiPhoneは3機種(普及モデルとフラグシップ2種類)が発売になります。
今回は廉価版ではなく、普及モデルとしてナンバリングで発売されるiPhone 11
フラグシップモデルとしてわかりやすく「Pro」がついたiPhone 11 Pro/Pro MAX
カメラ性能が大幅に向上しているモデルなので、スマホとしては高いけど欲しいと思う人は多いようです。
「Apple Trade In」の下取りサービス詳細
「Apple Trade in」を利用することで最大で62,060円の割引が受けられます。

下取り金額は、当然新しい機種ほど高額で、同じモデルでも容量の大きいiPhoneほど高く下取りしてくれます。
お使いのiPhoneにApple Storeアプリを入れれば、自分のiPhoneの下取り金額はすぐに判明します。
iPhone XS MAXを「Apple Trade In」で下取りに出す人はそういないと思いますが、発売日から2年が経過するiPhone Xユーザーは、キャリアの割賦もそろそろ終わる時期なのでこの「Apple Trade In」を利用して購入するのもありです。
また同時に発表された新型iPadやApple Watchシリーズ5への買い替えも「Apple Trade In」の対象製品となっていますので、こちらからも価格を調べることが可能です。
「Apple Trade In」の利用方法
SIMフリー版のiPhone 11とiPhone 11 Pro/Pro MAXを購入する際に、「Apple Trade In」を利用する方法は2パターンあります。
- Apple Store店頭で購入手続きをし、その場で下取り
- Apple Storeオンラインで購入時に申請し、iPhoneを郵送して下取り
近くにApple Storeがない場合はオンラインで購入して送ってしまうのが便利です。
ただし、郵送の場合は後日、金額相当分がApple Storeギフトで戻ってくるので、支払い自体の割引にならないので、注意してください。
支払い金額を下取りで減らしたい場合はApple Store店頭で下取りしてもらいましょう。
iPhone Xを「Apple Trade In」で下取りしてもらった場合の金額
iPhoneのApple Storeアプリだと自分の使っているiPhoneを下取りに出して割引された時の金額が表示されます。
私の場合は、iPhone X 64GBモデルなので、下取り価格は36,570円です。
iPhoneの購入画面で、指示にしたがって選択していくと、下取り価格分が割引された金額が算出されました。
「Apple Trade in」で下取りして「iPhone 11」に買い換える場合の支払い金額

iPhone 11の64GBの場合、iPhone X 64GBを下取りしてもらうと36,570円で購入出来るようになるので約半額となります。
「下取り前」と「下取り後」のiPhone 11の価格
- 64GB:74,800円 → 36,570円
- 128GB:79,800円 → 41,570円
- 256GB:90,800円 → 52,570円
容量の大きいiPhone 11の128GBで41,570円、256GBで52,570円となります。普及モデルだけあって、かなり買いやすい価格帯にまで支払い金額が下がります。
「Apple Trade in」で下取りして「iPhone 11 Pro」に買い換える場合の支払い金額

同様にiPhone 11 Proへ買い換えた場合、64GBで68,570円、256GBで84,570円、512GBで106,570円となります。
「下取り前」と「下取り後」のiPhone 11 Proの価格
- 64GB:106,800円 → 68,570円
- 256GB:122,800円 → 84,570円
- 512GB:144,800円 → 106,570円
「Apple Trade in」で下取りして「iPhone 11 Pro MAX」に買い換える場合の支払い金額

一番高価なiPhone 11 Proでは、64GBで81,570円、256GBで97,570円、512GBで119,570円となります。
「下取り前」と「下取り後」のiPhone 11 Pro MAXの価格
- 64GB:119,800円 → 81,570円
- 256GB:135,800円 → 97,570円
- 512GB:157,800円 → 119,570円
フラグシップのProで画面が大きいMAXですが、下取りしてもらうことで256GBでも税別ですが10万円を下回る価格になるので、かなり買いすくなります。
ドコモ、au、SoftBankのキャリア販売や、スマホ買取店の価格も参考にしてお得にiPhoneを買い換えよう
10月から消費税の増税とキャリア(ドコモ、au、SoftBank)販売のスマホへの割引金額上限2万円制度がスタートします。
これまでも各キャリアで新型iPhoneが出るたびに下取りサービスは行われてきたので、iPhone 11シリーズでも下取りサービスは確実に行われるでしょう。
キャリア契約で利用する場合は、下取り金額が「Apple Trade In」よりも高くなる可能性もありますので、キャリアからの発表を待ちましょう。
ソフトバンクでは、いち早く「半額サポート+」というプログラムを開始するとしています。
中古スマホ販売店の買取が高い場合も
SIMロック解除が行われるようになり、中古のスマホを活用するようお達しが出ていますが、合わせて買取も強化されています。
アップルやキャリアで使っているiPhoneを下取りして買い換えるよりも、中古買取店で機種変更後に買取してもらって端末代に充てた方がお得な場合があります。
少し手間でもiPhone 11シリーズへの機種変更を考えている場合は、高く買取をしてくれるお店で買取してもらって買い換えた方がいい可能性もあるので、使っている買取価格を調べてみましょう。
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