iPhoneの操作中にブルースクリーンが表示されると起動中アプリがクラッシュしてしまい、iPhoneが再起動する不具合が出ている。
死のブルースクリーン?となる方も多いと思うのですが、Windowsがクラッシュしたときに表示されるブルースクリーンの画面のことを通称”死のスクリーン”と呼ばれていたことが元ネタ。
ちなみにiPhone 5sは5/5cの2倍、アプリがクラッシュする。
噂されている原因
- iWorkアプリを起動すると特に多い
- A7チップでのiOS7の検証テストがほとんど出来てなかった
というのが原因っぽい。公式でも認識はしているようですが、明確な原因の発表まだらしい。
iWorkアプリを起動すると特に多い
まずiWorkアプリですが、iWorkはAppleが作ったオフィススイートで、
- 文章作成のPages
- 表計算ソフトのNumbers
- プレゼンテーションソフトのKeynote
この3つです。
iCloudを利用していれば、ブラウザからでもiWorkが使えます。
そして、5s/5cの発表時に今後新規にアクティベーションされるiOSデバイスのApple IDには無料配布になっており、さっそく使っている方も多いでしょう。
インストールしている人が多いので、iWorkでのブルースクリーン報告数も多めなのかと思われます。
iWorkの対策としては、
- iCloudとの自動同期でエラーらしいので、設定でiWorkファイルの自動同期をオフ!
- 究極的には直るまで使わない笑
A7でのテスト不足
これはもうApple側の問題なのでどうにもなりません。
A7はモバイルCPUで初の64bitCPUになっており、iOSがOS Xベースとはいえ、7になり作り替えた感がありますので仕方ないかと。
ただ、もっと検証してから発売するべきだったと思います。
iPhoneは年に1度のアップグレードですので、他の商品スケジュールとの兼ね合いもあって発売してしまったのかもしれない。
iOS 7βのデベロッパーテストも実機はiPhone 5で、A6チップ(32bit)環境での報告しかなかった。
社内テストのみだったので情報が少なかったのが原因か?
近くiOS7.0.3がリリースされるようですし、Apple側も早めに修正してくるはず。
あとはアプリデベロッパーの方が32bitに加えて64bit版対応のアプリ更新を期待するしかないです。
iPhone 5sを買った方は、安定版になるまで最新のiOS7に常にするように心がけておきましょう。
コメント