最近、Macの性能を強化できるeGPUに興味があります。
私のMacbook Pro 15インチでもRadeon Pro 555というもので、ノートブック(モバイル)に収まる程度の性能しかありません。それでも結構な性能ですが。
Macbook Proが外付けグラボに対応

macOS high Sierra から正式にOSがサポートを始めたのですが、もちろんWindowsでも使えるので、ブートキャンプでも利用できます。
外付けGPUですのでグラフィックスペックが高くないMacBook AirやMac miniなどのMacを使っていても後から強化することが出来ます。
そもそもeGPU(外付けGPU)とは
External GPUのことで、外付けのGPUになります。外付けHDDと同じように考えれば簡単な話で、ノートブックでも自由に拡張して利用でき、スペックの向上が見込めます。
Windowsデスクトップだとグラフィックボード自体を交換できるので、必要なときに必要なスペックのGPUに交換すればいいのですが、Macシリーズだと旧式のMac ProでしかGPUを交換する事ができませんでした。
iMacやMacbook Proを購入してもパーツ交換不可なので、デスクトップクラスのGPUは利用不可でした
※2018年のMac Proはモジュール型になるとの噂なので、グラフィックボード交換が出来るようです。
そこで、Thunderbolt3接続で外付けの箱に入れたGPU(グラフィックボード)を接続することで、内蔵されているGPUから外付けのGPUに変更して処理することが出来ます。
eGPUを利用することでの恩恵
MacユーザーだとFinal Cut Pro Xを利用して動画編集している人も多いかと思いますが、編集後の書き出し速度がエンコードにGPUを利用しているのでeGPUによって高速化されます。
最新のゲームを遊びたい場合も内蔵GPUだと遊べないけど、eGPUを接続することで遊べるようになるタイトル、フレームレートが高くなりヌルヌルで遊べるようになる場合もあります。
開発者などの人は、AR/VRなどの仮想デバイスの開発に対応できるほか、仮想通貨のマイニングや機械学習の処理をeGPUにさせることも出来ます。
GeForceでもRadeonでもMacで使える
外付けGPUなので、eGPUボックスに収まればドライバがNVIDIAとAMDから配布されているのでドライバをインストールすれば基本的には利用できます。
デスクトップGPUは巨大なので注意してください。買ってみたらeGPUボックスに収まらないなんてこともあるかも。
Macで使えると言われているeGPUボックスをいくつか載せておきます。
デスクトップGPUは、ハイスペックからローエンドまでありますが、内蔵されているGPUよりスペックの高いものを買いましょう。
Geforceシリーズ
GPUといえば、Geforceを思い浮かべる人が多いと思います。業務用からローエンドまでかなりの種類を揃えています。
GeforceのeGPUはサポートしてない為、特殊なパッチを当てないと利用できないみたいなのでご注意ください。
AMD Radeonシリーズ
CPU Ryzenが人気のAMDのGPUシリーズで、近年のMacシリーズに搭載されています。こちらは正式に対応しているのでMacに繋げば直ぐに利用できる。
かなり強化出来るはずなので、GPU性能で困ってる方は検討してみてはいかがでしょうか。
Vegaも紹介しましたが、デスクトップ版のRX580でもかなりGPUが強化されるので、予算に合わせて購入しましょう。
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