iPhoneのsafariに広告を非表示にする機能がつくようです。
PCでインターネットを利用している人の中には、広告が邪魔だからとAdblockなどの広告を非表示にする機能を利用している人もいるでしょう。
iPhoneには現状そういった機能はないし、後から付け足すことも出来ません。safariにはリーダー表示機能があり、こちらを利用できるページについてはコンテンツのみを表示する事ができます。
標準で広告が非表示成るようになると一気に世界観が変わります。広告収入に頼っているWebメディアやブログは軒並み収入源が立たれてしまいます。
Newsアプリに移行を促す
AppleはiOS 9から開始するメディアアプリ、Newsへパブリッシャーの参加を促しています。
日本限定で話せば、ほとんどのユーザーがiPhoneを利用しており、9割がsafariをメインに利用している。そのsafariが広告をブロックするようになるとWebで儲けることは出来なくななる。
Webメディア、ブロガーはNewsアプリのパブリッシャーに登録し記事を配信するしかない。NewsではiAdが表示され、70%の収益を得ることが可能になっています。
もう一つの手段
自分のメディアをアプリ化してしまうことだ。アプリ化してAdMobなど収益の高い広告をアプリ内に表示させることで収益を確保する。しかしこの方法はアプリを制作しないとならず、ものすごい額が費用としてかかってしまう。
そこまでして広告費を得る必要があるメディアが日本にいくつあるだろうか?
実際にこの広告非表示機能がiOS 9に搭載されたら、小規模のメディア、ブログはWordPressを簡単にアプリ化出来るツールが出て来るのを待つしかなさそうです。
それがApple審査に通るかはまた別のお話…
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