Playstation 4のシステムソフトウェア4.50がリリースされ、PS4の内蔵HDDだけでなくUSB接続の外付けHDDにゲームをインストールすることが可能になった。
外付けHDDにPS4のゲームインストールが出来るように
初代や薄型モデルは内蔵HDDの容量が500GBモデルが多い。PS4では、ディスクで販売されているパッケージ版を買おうが、PS Storeからダウンロード版を買おうが、ゲームデータはPS4の内蔵HDDにフルインストールされる。色々なゲームを遊んでいるうちに直ぐに内蔵HDDの容量いっぱいになってしまいます。
PS4には内蔵HDDの容量が多い1TBモデルもありますが、ゲームをたくさんやる人にはそれでも足りません。パッケージ版であれば1つのゲームでだいたい10GBくらいは平均して容量があります。多いものだと50GBほど使ったりするので、逐一ゲームデータを削除しないといけなくなります。
PS4の外付けHDD対応は、ゲームデータの多い大作を遊んでも問題ないようにする解決策
1つのゲームで50GBを超えるようになると1TBの内蔵HDDでは何本もインストールできません。また、シェア機能で利用するようなゲームプレイの一時的な録画データや、収録済みデータ、スクリーンショットだけでなく、ユーザーデータ、セーブデータ、ダウンロードコンテンツも内蔵HDDにすべて保存されるので遊ぶほどに足りなくなります。
内蔵HDDでは足りなくなるので、外付けHDDにゲームデータをインストールして高速起動できるようになったのが今回のアップデートです。PS4の外付けHDDとして利用できる物には条件がるので機能要件をよく確認して購入してください。
外付けHDD機能要件
- PS4システム4.50以上
- USB3.0に対応した外付けHDD
- 250GB以上、8TB以下の容量
USB3.0の高速な転送速度が必須で、最低でも内蔵ドライブの半分以上の容量が必要ということですね。
PS4に外付けHDDを接続して、セットアップしてゲームデータを移行する手順
Amazonで外付けHDDが春のタイムセールで安売りされていたので、3TBモデルを導入してみました。
外付けHDDの電源ケーブルをコンセントに挿して、USBケーブルをPS4に繋ぎ外付けHDDの電源をオンにすると自動的にPS4側で認識されます。
PS4側に外付けHDDが認識されたら、PS4のメニューから「設定」>「USB機器の管理」と移動して、認識されている外付けHDDをPS4で利用する為にフォーマットし直します。
多くの外付けHDDがWindowsパソコンで利用できるようにフォーマットされているので、PS4で利用できる形式に一旦変更する作業が必要になります。
外付けHDDのフォーマットが終了したらセットアップは完了です。
PS4の内蔵HDDから外付けHDDにゲームデータを移行する
私の内蔵HDDも500GBでしたが、ゲームデータでパンパンになっており、容量の大きいゲームデータから移行しました。
移行するには、メニューの「設定」>「ストレージ」で内蔵HDDの中身を表示してからオプションボタンを押して移動するゲームを選択して移動させます。
手持ちのゲームの中ではWWE2k17がかなり重く、他にも12本ほど移行して300GBほど外付けHDDに引っ越してみました。
スッキリしたけど、起動速度の体感は変わらず
私の使っている初代PS4のHDD接続の規格がSATA-2で、規格上の通信速度3Gbps、USB3.0だと5Gbpsと向上する。
※PS4 Proでは内蔵ドライブにSATA3が採用されており読み込み速度が倍の6Gbpsになります。
2Gbps分速くなるのかな?と期待して外付けHDDに移行したゲームを起動してみたのですが、体感はあまり変わらず。
劇的に早くしたい人は外付けSSDを使ったほうが良さそうです。SSDは読み書きの速度が速いのでUSB3.0の最高速度で利用できるはずです。
外付けHDDに対応したことでダウンロード版のゲームもほいほい保存できて、直ぐに遊べるゲームが増えそうです。
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