PS4 ProにPSVRを繋ぐとノーマルPS4であったボケがなくなると言われています。
レンズの四隅あたりが結構ボケているカンジがするのでPS4 ProでPSVRは楽しみたいところ、しかし初期型のPSVRをPS4 Proと4Kテレビにそのまま繋いでしまうと、4Kでゲームが楽しめなくなってしまいます。
4KテレビとPS4 Pro&初期型PSVRをHDMI接続すると4Kで遊べなくなる
4Kテレビを持っていて、PS4 Proを繋いでいる人は
PS4 Pro→4Kテレビ
PSVRをそのまま繋いだ場合は、
PS4 Pro→初期型PSVRプロセッサーユニット→PS4 Pro
初期型PSVRのプロセッサユニットが4Kパススルーに対応していない為、この接続方法では4K解像度でテレビに出力出来なくなってしまいます。
理由等しては、初期型PSVRのプロセッサーユニットのHDMIが1.4規格なのが原因で、4Kをサポートしていないからです。
4K映像を扱うには、ハイスピードHDMIの2.0規格が必要です。
4Kテレビ側とPS4 ProがHDMI2.0になっていて、ハイスピードのHDMIケーブルで繋いでも間に入るPSVRプロセッサーユニットがあっては、2Kまで落ちてしまい、せっかくの4K環境が台無しです。
PSVRを遊ぶときだけいちいちHDMIケーブルを繋ぎ直せば解決しますが、かなり面倒な作業になってしまいます。
いちいちケーブルを繋ぎ直すことなくPSVRと4K映像をそれぞれ楽しむ方法を考えました。
初期型PSVRは4Kパススルー出来ないので、HDMIセレクタを介して解決する
HDMIセレクタというHDMIの入出力切り替え装置があり、接続した機器の中からどれをテレビに出力するかが選べる装置です。
大抵の場合3入力以上接続できるので、テレビ側のHDMI端子と接続したい機器の数が合わない場合に役立つ機器です。
HDMIセレクタの基本的な使い方
例えば、テレビ側のHDMI入力が1個しかなくて、PS4とニンテンドースイッチ、ブルーレイレコーダの3つを接続して利用したい場合、HDMIが足りませんよね。
テレビとHDMIセレクタを接続し、HDMIセレクタにPS4、ニンテンドースイッチ、ブルーレイレコーダを接続すれば、必要な時に切り替えて表示できます。
自動切り替え機能がついていれば電源オンした機器が自動で選択されて、テレビに出力されます。
自動切り替えでない場合はリモコンや切り替えで選択した番号に接続されている機器の映像がテレビに出力されます。
初期型PSVRをPS4 Proと繋ぎつつ、4K環境も維持する解決策
PS4 Proと4Kテレビの環境でPSVRを繋いで4K環境も維持する場合は、4Kに対応したHDMIセレクタが最低条件です。
今回の場合は、1入力2出力がセレクタの条件になります。
PS4 Proから映像を出す→HDMIセレクタ→4Kテレビ or PSVR
アンプを繋いでいる場合は、テレビの前にアンプをかませます。
PS4 Proから映像を出す→HDMIセレクタ→アンプ→4Kテレビ
注意しなければいけないのは、全てHDMI2.0のハイスピードケーブルで接続します。
長さが出ると悪影響があったりするようなので、販売されている長さが決まっているので、1~2mで全て繋ぎたいところです。
同時出力が可能になりますが、PSVR側は使っていない時はオンにならないようにするには、スイッチング電源にPSVRプロセッサーユニットの電源を繋いで使うときだけオンにするのが一番良さそうです。
PSVRプロセッサーユニットの電源を切る時はスタンバイモードになっているときに行いましょう。スタンバイモードになっているかは、ランプが赤になっていればOKです。
PSVRユニットのランプの見方はこちら
PSVRがアップグレードされることがあれば、PSVRプロセッサーユニットのHDMI端子も2.0になると思いますが、当面はアップグレードされそうもないので、お持ちの方はこの方法で繋いでみては如何でしょうか。